True North Copper、豪クイーンズランドで銅ポテンシャルを本格解放

True North Copper

Great Australia鉱山でRC掘削完了、Mt Oxideでも大型探鉱始動

豪州の探鉱企業True North Copper(トゥルー・ノース・カッパー)は、クイーンズランド州に位置するGreat Australia鉱山(GAM)でのリバースサーキュレーション(RC)掘削を完了した。掘削対象は全て既存資源外に位置し、鉱化作用の可能性が高い構造域に集中している。

今回完了したのは全17孔・合計3,450メートルのRC掘削で、結果の分析値(アッセイ)は5月末に届く見込みだ。

True North社マネージングディレクターのビーヴァン・ジョーンズ氏は、「GAMでの探鉱掘削は予定通り無事に終了した。鉱床システムの成長性を評価する重要な一歩だ」とコメントしている。

Mt Oxideでも8,000m探鉱プログラム開始、未試験のIP異常を重点調査

同社はまた、同州内の別プロジェクトであるMt Oxideでも30孔・8,000メートルに及ぶ大規模掘削を開始した。対象は、10kmにわたるDorman Fault(ドーマン断層)沿いの地表鉱化兆候を伴う複数の地球物理学的異常(IP異常)で、既存のVero資源域の外に位置する高優先ターゲットだ。

現在は、Rhea(レア)プロスペクトで2孔の優先掘削が行われており、その後Hecate(ヘカテ)プロスペクトへと作業を移す計画。アッセイ結果は掘削終了およびサンプル発送後、約8週間後に得られる見通し。

ジョーンズ氏は「Mt Oxideでの新たな掘削開始により、Vero資源域の外に眠る銅ポテンシャルを開放する機会が拓かれた」と述べた。

今回の一連の探鉱プログラムは、同社が保有するクロンカリーおよびMt Oxide地域の鉱区全体にわたる資源拡張の可能性を示す重要なステップとなる。

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