銅価格、地政学リスクにより最高値圏から後退:好決算と供給逼迫を相殺

Global Copper Market


米国とイランの紛争激化が市場を揺るがす中、木曜日の銅価格は金属セクター全体とともに下落しました。テック・リソーシズやフリーポート・マクモランによる記録的な四半期決算の発表や、コブレ・パナマ鉱山の再稼働に向けた進展などの好材料が伝えられたものの、市場では安全資産を優先する動きが強まっています。


主要鉱山企業の好決算と供給動向

テック・リソーシズは第2四半期の調整後EBITDAが前年同期の3倍となる21億9,000万カナダドルに急増したと発表しました。一方で、フリーポート・マクモランも市場予想を上回る純利益を記録し、チリでの冬嵐による物流の混乱や、LMEおよび上海先物取引所の在庫が急減している状況がグローバルな供給逼迫を浮き彫りにしています。


金属フォーカス 編集部コメント

今回の銅価格の下落はマクロ的な地政学的緊張が引き起こした一時的な調整であり、構造的な供給不足と在庫の枯渇傾向は変わりません。主要鉱山会社の増産計画と中国などの底堅い需要が、中長期的な価格を強力に下支えする見通しです。


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