Steel Dynamics、幹部交代でアルミ事業を強化

 Steel Dynamics

プッシュス氏が退任、新たなアルミ戦略をアルバレス氏が主導

インディアナ州フォートウェインを本拠とするSteel Dynamics(NASDAQ: STLD)は、2025年10月1日付での幹部人事を発表した。
同社によると、グレン・プッシュス(Glenn Pushis)氏は退任し、McBride Capital Partnersの「Project Aero」CEOに就任する。同プロジェクトはノースカロライナ州にチタン製造プラントの建設を目指す米国内事業である。

プッシュス氏は退任後も2025年を通じてSDIの新アルミ圧延工場の立ち上げを監督し、コンサルタントとして同社に引き続き関与する予定。

新リーダーにミゲル・アルバレス氏

10月1日以降は、ミゲル・アルバレス(Miguel Alvarez)氏がアルミ事業全体を統括する。彼はSDIの再生アルミによるデオックス・ロッド(脱酸材)製造施設や、将来の戦略的アルミ投資プロジェクトも主導する予定。

また、今後数週間内に金属リサイクル事業の新たな幹部も発表される見込みだ。

創業者でありCEOのマーク・D・ミレット氏は、「グレンの情熱と卓越性への姿勢は大きな貢献だった」と述べ、アルバレス氏のリーダーシップに対しても強い期待を示した。

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