Premier African Minerals |
新株発行で浮上するズールー鉱山計画
新興市場AIMに上場するPremier African Minerals(プレミア・アフリカン・ミネラルズ)は、
4月25日、新株発行によって約158万ポンド(約3億円)を調達すると発表しました。
発行株式数は45億株、発行価格は1株あたり0.035ペンスです。
調達資金は、ジンバブエに位置するズールー・リチウム・タンタルプロジェクトに充てられます。
具体的には、二次浮遊選鉱プラントの支払い、建設工事開始、債権者への支払いに使用されます。
さらに、プレミア全体の運転資金にも充当される予定です。
オフテイク契約修正が信頼回復に寄与
プレミアによれば、ズーループロジェクトの一次・二次浮遊選鉱プラントの試運転と最適化完了が不可欠です。
これにより、必要な品位とトン数を確保し、今後の開発に向けた拘束力のある契約締結を目指します。
プレミアのCEO、ジョージ・ローチ氏は、
「Canmax(カンマックス)とのオフテイク契約修正、仮の意向表明書の受領、
そして最終期限に関する懸念の緩和が、プレミアへの信頼回復を後押しする」と述べました。
ズールー鉱山では、スポジュメン浮遊セクションの完成を急いでおり、
今後3カ月間で重要な進展が期待されています。
将来的な追加資金調達も示唆
今回の資金調達後も、プレミアは今後の追加資金調達の必要性を認めています。
ズーループラントの稼働継続、品位・トン数達成、債務精算のためには、
さらなる資本注入が不可欠であるとしています。
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