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| Rare Earth |
米国によるマダガスカルのアンパシンダバ希土類プロジェクトへの支援
米国の国際開発金融公社(DFC)は、マダガスカルにおけるハレナ・レア・アース(Harena Rare Earths)のアンパシンダバ希土類プロジェクトに対し、最大484万ドルの資金拠出を決定しました。この政府支援は、重要鉱物のサプライチェーンにおいて中国の圧倒的な支配力に挑戦するというワシントンの明確な戦略を示しています。米国務省の担当官は、不透明で強圧的な投資を続ける中国に対抗し、マダガスカルにおける同盟国主導の鉱業セクター投資を拡大させる方針を強調しました。アンパシンダバのイオン吸着型鉱床には、電気自動車や風力発電機、防衛システムに不可欠なネオジム、プラセオジム、ジスプロシウムなどの重要レアアースが含まれています。
西側諸国によるサプライチェーンの多角化と今後の展望
中国が輸出管理を通じて世界のレアアース採掘・加工市場を厳しく統制する中、西側諸国は代替的な調達先の確保を急ピッチで進めています。ハレナ社は、年間約4,000トンの希土類酸化物の生産を目指しており、そのうち1,700トンが高価値の磁石用レアアースとなる見込みです。同社は、数週間以内に採掘許可を取得し、2028年中頃の生産開始に向けて着実に準備を進めています。加えて、MPマテリアルズやソルベイといった米国および欧州の精錬パートナーとの提携評価も進めており、プロジェクトは西側諸国の重要鉱物多様化における新たな試金石となります。
金属フォーカス 編集部コメント
米国政府によるマダガスカルでのレアアース案件支援は、アフリカ市場における中国の優位性に対抗する西側諸国の戦略的転換点を鮮明に示しています。加工インフラの構築とサプライチェーンの多角化が、今後の安全保障とハイテク産業の持続可能性を左右する鍵となります。
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