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| Teck Peru Antamina Mine |
アアンタミナ鉱山の銅鉱石シフトと亜鉛生産の急減
カナダのテック・リソーシーズ(Teck Resources)は、ペルーのアンタミナ鉱山において銅単一鉱石の比率を第2四半期に大幅に引き上げました。ペルーに位置する同鉱山は、BHP、グレンコア、テック、三菱商事の合弁事業として運営されています。その結果、第2四半期の銅生産量は前年同期比で4万3,500トン増加し、10万8,500トンを記録しました。一方で、亜鉛生産量は約62%減少し、5万4,000トンへと落ち込みました。テックは、鉱山計画に基づく意図的な鉱石の選別変更がこの生産構成の転換を導いたと説明しています。
パイプラインの一時停止と銅・亜鉛市場の需給逼迫
アンタミナ鉱山では、鉱石の選別変更に加えて、サイトから港湾を結ぶ長距離スラリーパイプラインの一時的な閉鎖が発生しました。この302キロメートルに及ぶパイプラインの停止は、銅および亜鉛濃縮物の出荷に一時的な影響を与えました。しかしながら、最高経営責任者のジョナサン・プライスは、すでにパイプラインの修復が完了して正常な稼働に戻ったと発表しています。その一方で、世界の銅精鉱市場は製錬所の稼働率低下やスポット製錬・精製チャージ(TC/RC)の記録的な落ち込みにより、依然として強い逼迫感を示しています。
金属フォーカス 編集部コメント
アンタミナ鉱山の銅鉱石への戦略的シフトは、現在の歴史的な銅市場の逼迫と高い価格環境を巧みに捉えた動きです。主要鉱山における柔軟な生産計画の変更は、世界の重要鉱物サプライチェーンにおける需給バランスや製錬所の稼働戦略に大きな波及効果をもたらします。
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