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| Rio Tinto Simandou iron ore mine |
英国・オーストラリアの鉱山大手、リオティントはギニアのシマンドゥ鉄鉱山における契約社員の死亡を受け、同鉱山の操業を一時停止しました。事件は2月14日に発生したSimFerサイトでのもので、死亡原因の詳細は現時点で公表されていません。
リオティントは、今回の事故を受けて徹底的な調査を実施すると発表しました。同社はシマンドゥ鉱山から2026年に500万~600万トンの鉄鉱石販売を目標とし、2028年までに年産6,000万トン規模の生産達成を狙っています。シマンドゥ鉱床は高品位鉄鉱石を含む4つのブロックに分かれ、リオティントは3・4ブロックを運営しています。
一方、シンガポール企業Winning Consortium Simandou(WCS)は1・2ブロックを運営し、年産6,000万~8,000万トンの生産能力を目指しています。WCSも昨年末、現場で3名が死亡した事故を受けて操業を一時停止しており、シマンドゥ鉱山の開発に伴う累計死亡者は2025年10月初旬までに16名に上っています。
シマンドゥ鉄鉱山は高品位の鉄鉱石資源として世界的注目を集めています。しかしながら、安全管理と操業継続のバランスは依然として課題です。リオティントとWCSの動向は、グローバルな鉄鉱石市場とサプライチェーンにも影響を与える可能性があります。
金属フォーカス 編集部コメント
シマンドゥ鉱山の安全問題は、鉱山開発における人的リスクを浮き彫りにしています。今後、リオティントの安全対策と生産再開時期が、鉄鉱石市場の価格や投資判断に直接影響するでしょう。また、ギニア政府との協調も、長期的な供給安定性に不可欠です。
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STEEL


