Apex、米ネブラスカ州でのレアアース鉱山開発に向け探査許可を取得

Apex critical metals Rift rare earth project


カナダの探査企業Apex Critical Metalsは、米国ネブラスカ州南東部に位置するレアアース鉱山開発の一環として、リフト・レアアースプロジェクトの探査許可を取得しました。これにより、同社はエルク・クリーク炭酸岩複合体での初の掘削作業を正式に開始できます。現在、リフトプロジェクトの対象エリアは約3,500エーカーに及びます。


過去の掘削実績と高品位鉱床

このサイトは、1973年から1986年にかけてモリコープ(Molycorp)、2010~2011年にクアンタム・レアアース・デベロップメンツ(Quantum Rare Earth Developments)が掘削を行った歴史があります。過去の探査では、幅広く高品位のレアアース酸化物(REO)鉱化部が確認されており、例として155.5mで2.7%、そのうち54.9mは3.30%のREOが検出されています(EC-93)。また236.2mで2.10%、68.2mが3.32%REOを含む区間も確認されました(NEC11-004)。


探査許可取得後の準備と計画

探査許可の取得に伴い、Apexは掘削前の準備作業を開始しています。これには、契約交渉の完了、掘削機材の移動スケジュール確認、支援サービスの確保、アクセスルートと掘削台地の確定、コアサンプル管理・現場活動の物流調整が含まれます。さらに、過去のデータと詳細な地質評価を基に掘削ターゲットを更新中です。

ApexのCEO、ショーン・チャーランド氏は、「リフト・レアアースプロジェクトでの初の掘削キャンペーンに向け、物件取得の拡大と統合、過去データの再評価、3Dモデリングを実施しました。探査許可の取得は、計画から掘削実行への重要な一歩です」と述べています。同氏はまた、「過去の優れた結果を検証・拡張することで、北米有数のレアアースプロジェクトとして位置付けられると確信しています」と付け加えました。


金属フォーカス 編集部コメント

米ネブラスカ州の探査許可取得は、北米におけるレアアース資源開発の戦略的意義が大きいです。Apexの掘削結果次第で、サプライチェーンへの影響や国内リスク分散の可能性が拡大すると考えられます。投資家やメーカーは今後の掘削データを注視すべきです。


コメントを投稿