リオティントのピルバラ鉄鉱石生産が2025年に3億2620万トンを記録

Rio Tinto Iron Ore


リオティントは2025年、オーストラリア西部ピルバラ地域から3億2620万トンの鉄鉱石を出荷しました。これは前年より1%減少しています。鉱山生産量は3億2730万トンで、2024年とほぼ同水準を維持しました。


第4四半期の生産と出荷が過去最高を達成

2025年第4四半期(10~12月)の鉄鉱石生産量は前年同期比4%増の8970万トン、出荷量は7%増の9130万トンとなり、過去最高を更新しました。リオティントCEOのサイモン・トロット氏は「四半期ベースでの鉄鉱石生産記録を達成し、年初の極端な気象条件後に生産能力を回復しました」と述べています。さらに、ギニアのシマンドゥ鉱山では初めて港からの出荷を実現し、大規模プロジェクトの成果を示しました。


ピルバラ地域での協力と今後の見通し

2026年、リオティントは総出荷量を3億4300万~3億6600万トンと予測しています。さらに、リオティントとBHPはピルバラのヤンディコギナ・ヤンディ鉱区で最大2億トンの鉄鉱石採掘で協力する合意を結びました。これにより既存インフラを有効活用し、最小限の資本支出で追加生産を実現できる見込みです。投資家や製造業者にとって、リオティントの生産安定性と大規模協業戦略は鉄鉱石市場動向を左右する重要な指標となります。


金属フォーカス 編集部コメント

リオティントのピルバラ鉄鉱石生産は、オーストラリア西部の鉱業インフラ活用と生産能力回復力を示しています。

BHPとの協力により、追加生産余地が確保され、鉄鉱石市場の供給安定化に寄与すると考えられます。

今後の鉄鉱石価格やグローバル鋼材需給への影響は、投資戦略や製造業の原料調達戦略に直結します。

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