Jogmec カナダ 非鉄金属探鉱、マルベニとハドベイと共同プロジェクト開始

Jogmec Nonferrous Metals Exploration Project


日本国営エネルギー機関のJogmecは、カナダのマニトバ州フリンフロンで非鉄金属探鉱プロジェクトに参画すると発表しました。パートナーにはカナダのHudbay Mineralsと日本の商社マルベニが含まれます。

Jogmecは2025年12月にHudbayおよびマルベニと協定を締結し、2026~2028年の3年間で6百万カナダドル(約4.3百万米ドル)を探鉱費用として拠出します。その後、支払い完了時に鉱区の10%の権益を取得するオプションを行使し、Hudbayおよびマルベニとの合弁会社を設立する計画です。

フリンフロン鉱区は総面積5,000ヘクタール(50平方キロメートル)で、銅、亜鉛、鉛、金、銀などの新規鉱床の可能性があります。JogmecはHudbayおよびマルベニと協力し、地質調査とボーリング調査を通じて非鉄金属の新規鉱床を探索します。


非鉄金属需要の拡大と日本の供給安全保障

Jogmecとマルベニは、電動化の加速、電気自動車の普及、再生可能エネルギーの拡大、人工知能向けデータセンターの増加により、特にの需要がさらに増大すると見込んでいます。その結果、日本における銅の供給不足の懸念が高まっています。

Hudbayとマルベニは2024年からフリンフロンで共同探鉱を開始しており、マルベニは5年間で1,200万カナダドルを拠出し、鉱区の20%の権益オプションを保有します。Jogmecの参画により、日本企業の海外非鉄金属供給への関与が強化されます。

Jogmecは、カナダのニューファンドランド・ラブラドール州でFPX Nickelと協力してアワルートニッケル鉱の探鉱も進めており、非鉄金属供給の多角化を推進しています。この動きは日本の産業界にとって戦略的価値が高いといえます。


金属フォーカス 編集部コメント

Jogmecのフリンフロン参画は、日本の非鉄金属供給安全保障の強化に直結します。銅や亜鉛の安定供給は電動化・再生可能エネルギー分野に影響し、投資家やメーカーに新たな事業機会を提示するでしょう。将来的には、海外鉱山との連携拡大が日本の資源戦略に不可欠です。

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