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| Caledonia Mining Bilboj Gold Mine Project |
カレドニア鉱業(LON: CMCL)は、ジンバブエ北マタベレランド州で進めるビルボーズ金鉱プロジェクトの本格開発を承認しました。本プロジェクトは同国最大級の金鉱山となる見込みで、投資家と産業界の注目を集めています。
ビルボーズ金鉱の規模と採掘計画
ビルボーズ金鉱は2,731.6ヘクタールに及び、予測埋蔵量は175万オンス、平均品位は2.26g/tです。加えて、測定済み・指標資源は53.2万オンス(1.37g/t)、推定資源は98.4万オンス(1.62g/t)と報告されています。カレドニア鉱業は、単一フェーズでの開発が最も経済的であるとするフィージビリティスタディを経て、総投資額は5億8,400万ドルを見込んでいます。
最先端技術による効率的な金回収
同プロジェクトでは、メッソ社のBIOX技術を採用し、硫化鉱石の酸化処理による金回収効率の向上を図ります。初期6年間の処理能力は月間24万トン、以降は18万トンに調整される予定です。金回収率は83.6%〜88.9%と予測されており、2028年末の稼働開始後、2029年には年間約20万オンスの生産を目指します。生涯生産量は約155万オンス、全体維持コスト(AISC)は1オンスあたり1,061ドルと見込まれています。
カレドニアは、既存のブランケット金鉱(マタベレランド南州)から得られる資金と、投資家支援(アラン・グレイ、ブラックロックなど)を活用し、債務と株式を組み合わせた段階的な資金調達を計画しています。この戦略により、プロジェクトの1株当たり正味現在価値を保護しつつ、開発スピードを加速させます。
金属フォーカス 編集部コメント
ビルボーズ金鉱の開発は、ジンバブエの金産業再興に重要な役割を果たすと考えられます。高品位鉱石と先端技術の組み合わせにより、同国の世界的な金生産地としての地位回復が期待されます。また、国際投資家の関心が集中することで、地域経済への波及効果も大きくなるでしょう。


