アーセルロタル:デュイスブルク製鉄所の大部分を2027年に閉鎖へ

Duisburg plant


アーセルロタルはドイツのデュイスブルク工場で大規模な事業再編を主導している。同社の鉄鋼部門は2027年10月に同製鉄所での製鋼事業を停止する計画を正式に確認した。その結果、この戦略的決定により総数800の雇用のうち550人が直接影響を受ける。

線材製造施設のみが操業を継続する。しかしながら、この施設は地元の製鉄部門ではなく外部のサプライヤーや社内の他部門から必要な原材料を調達する。加えて、同社は高騰する炭素排出コストやティッセンクルップ・スチールとの長期銑鉄供給契約の失効をこの移行の主な要因として挙げている。

欧州の鉄鋼メーカーは今日、例外的に厳しい状況に直面している。そのため、事業所評議会は全社集会を組織し、社会的計画に関する交渉を開始する。最終的に、より広範な欧州の産業情勢は深刻な経済的圧力と規制負担にもがき苦しんでいる。


金属フォーカス 編集部コメント

本件は欧州鉄鋼業界が直面する構造的なコスト増と脱炭素化の重圧を鮮明に映し出しています。長年の供給契約終了と環境規制の板挟みが、主要メーカーに激しい事業縮小を強めています。今後は、地域経済への打撃のみならず、欧州市場全体における鋼材供給網の再編が不可欠となります。

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