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| Steel Prices |
Gerdau Long Steel North Americaは、北米市場向けの特定長材製品の価格を引き上げると発表しました。対象は角材、チャンネル材、鋼帯で、製品種別に1トンあたり40~60ドルの値上げとなります。新価格は新規受注から適用されますが、2026年3月25日までに確定した注文で、4月10日までに出荷される分は旧価格が適用されます。Gerdauは、今後も市場状況を注視し、競争力のある条件を維持すると同時に、必要に応じて価格政策を調整する権利を保持するとしています。
北米鋼材市場の需給動向
米国の鋼材輸入量は2026年1~2月で前年同期比37.6%減の331万トンとなりました。うち、圧延鋼は242万ショートトンで38.5%減少しました。主要輸入品目では、鉄筋227,350トン(前年比-2.8%)、石油産業向け製品231,630トン(-38.4%)、冷間圧延コイル192,300トン(-40.5%)、溶融亜鉛めっき鋼板187,200トン(-51.4%)が挙げられます。この減少傾向は、北米長材市場の価格動向や需給バランスに直接的な影響を与えています。
長材製品価格引き上げの背景と影響
Gerdauの価格改定は、原料コスト上昇や輸入鋼材の減少を受けた戦略的対応です。角材やチャンネル材、鋼帯など主要長材製品の値上げは、建設・製造業を中心にコスト構造に影響を及ぼす可能性があります。業界関係者は、価格改定が北米鋼材市場の短期的需給調整や競争力維持に寄与すると分析しています。
金属フォーカス 編集部コメント
Gerdauの価格引き上げは、北米長材市場の供給制約を反映しています。輸入鋼材の減少と原料コスト上昇が複合的に作用しており、建設・製造業への波及効果は今後も継続するでしょう。市場動向を注視した戦略的調達とコスト管理が、企業競争力維持の鍵となります。
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