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| Rowland tungsten property |
ウェスタン・スター・リソース(Western Star Resources Inc.)は、米国ネバダ州エルコ郡に位置する「ローランド・タングステン鉱床(Rowland Tungsten Property)」において、フェーズ1探査プログラムを無事完了しました。同社は今回、無人航空機(UAV)を用いた高解像度磁気探査、土壌地球化学調査、岩石チップサンプリングを実施し、過去の採掘活動の痕跡を詳細に確認しました。これらの調査結果は、同鉱床が当初の想定を大きく上回るポテンシャルを有することを示唆しています。
4つの歴史的なタングステン採掘ゾーンを特定
現地調査チームは、ローランド・タングステン鉱床内に合計4つの独立した歴史的採掘ゾーンを新たに特定しました。特に「北部ゾーンB」では、記録には存在しなかった複数の廃坑シャフトや鉱石シュートのインフラが発見され、過去の活発な操業の実態が明らかになりました。また、「ローランド・メインゾーン」では、広範囲でシェーライト(灰重石)特有の紫外線蛍光反応が確認されており、高品質なタングステン鉱化の可能性を強く裏付けています。同社は現在、採取したサンプルの分析を急いでおり、数週間以内には詳細なアッセイ結果が判明する見通しです。
次なるフェーズへの展望と戦略
ウェスタン・スターは、今回の調査で得られた地球物理学的・地球化学的なデータを統合し、具体的な掘削計画の策定へと移行します。地質環境は従来のタングステン・スカルン鉱床モデルと一致しており、さらなる資源量の拡大が期待されます。加えて、同社はローランドでの成功をモデルケースとして、並行して進めるホワイト・スター(White Star)鉱区の探査にも注力します。強固な探査プログラムによって得られるデータは、今後、掘削許可取得やパートナーシップ戦略において重要な役割を果たします。
金属フォーカス 編集部コメント
今回の探査結果は、休眠状態にあったタングステン資産の再評価における好事例といえます。米国における重要鉱物の国内供給網強化が求められる中、スカルン型鉱床のポテンシャルが裏付けられた意義は大きく、今後の分析結果次第で北米のタングステン市場に新たな供給源が加わる可能性があります。


