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| Aluminum prices |
世界的なアルミニウム市場で供給混乱が続く中、価格が再び高騰しています。中東情勢の影響により、アルミニウムの供給が制限され、3か月物ロンドン先物は0.6%上昇し、1トンあたり3,400ドルを超え、先週の4%上昇をさらに拡大しました。特にホルムズ海峡封鎖により、中東の主要製錬所2社(カタールとバーレーン)が完成品出荷でフォースマジュールを宣言したことが、市場の供給逼迫を加速させました。
日本向けアルミニウムプレミアムの急騰
アルミニウム市場の混乱を受け、リオティントは日本向け第2四半期出荷の供給条件として、1トンあたり350ドルのプレミアムを提示しました。これは前回提案比で40%上昇しており、日本の買い手が支払うプレミアムとしては2015年以来の高水準です。日本は主要なアルミニウム輸入国であり、LME現物価格に上乗せされる四半期ごとのプレミアムがアジア地域のベンチマークとなっています。欧州・米国でのプレミアム上昇や輸送・保険費用増加が背景にあります。
一方で、中国向け上海先物市場のプレミアムも上昇しており、2022年4月以来の高水準となっています。これにより中国からの輸出がさらに増加する可能性があり、市場の逼迫感を緩和する可能性があります。今年の中国輸出は人工知能や太陽光パネルなど新興産業の需要増で堅調に推移しており、3月の出荷量は前年比5%以上の増加が見込まれています。
金属フォーカス 編集部コメント
中東情勢に起因するアルミニウム供給混乱は、アジア市場における価格ベンチマークとプレミアム設定に大きな影響を与えます。日本の輸入業者はコスト増を強く意識する必要があります。今後、世界的な供給不安と中国輸出動向が、アルミニウム市場の安定性と価格形成に重要な役割を果たすでしょう。
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