ブルーラグーン クリティカルミネラル:デラルーがグリーンランドで重要鉱物の大規模システムを確認

Rare earth


デラルー・メタルズは、グリーンランドのブルーラグーンプロジェクトで初の探査結果を発表し、ブルーラグーン クリティカルミネラルの豊富な分布を明らかにしました。2025年の初期調査で113のサンプル全てが異常値を示し、ジルコニウムハフニウム希土類元素(REE)を含む2.7kmにわたる大規模鉱物システムの存在が示唆されました。


高付加価値鉱物とその産業用途

ブルーラグーンプロジェクトでは、全区間で2%以上のジルコニウム酸化物と40ppmのハフニウム酸化物が確認されました。ハフニウムは次世代半導体やマイクロチップに不可欠であり、高い誘電率によってシリコン酸化物よりも電荷保持能力が優れます。その結果、トランジスタでの電子漏れが1,000倍以上抑制可能です。市場価格も高く、純度の高いハフニウム酸化物はA$16,297/kg(約10,924米ドル/kg)で取引されています。

また、表層では磁性希土類酸化物(REO)が高濃度で確認され、重希土類元素であるディスプロシウムやテルビウムの存在も判明しました。これにより、ブルーラグーン クリティカルミネラル地区は未開発ながら高度技術用途向けの希少資源として注目されます。


探査の安全性と今後の展望

ブルーラグーンでのサンプリングはウラン濃度が低く、最大でも25ppmの三酸化ウランにとどまりました。これはグリーンランドでの許認可基準である100ppmを大幅に下回り、加工・採掘プロセスの簡略化につながります。デラルーCEOのジョン・モーガン氏は、「初期サンプリングで確認された希土類、ジルコニウム、ニオブの規模と一貫性は、地域規模でのブルーラグーン クリティカルミネラルシステムの存在を示している」と述べました。

同社は今後、詳細な地質マッピング、鉱物学的調査、リモートセンシングを組み合わせ、掘削およびトレンチングによるリソース評価を進めます。これにより、鉱床の構造・厚み・品位の分布を明確化し、グリーンランドにおける戦略的な重要鉱物資源開発を加速させる計画です。


金属フォーカス 編集部コメント

ブルーラグーンでの初期探査結果は、グリーンランド北東部における重要鉱物供給網の強化を示唆します。特にハフニウムや重希土類の安定供給は、半導体やハイテク産業の戦略的資源として国際市場で価値が高まる可能性があります。今後の詳細調査で、同地域が世界的なクリティカルミネラル供給拠点となる潜在力が見込まれます。

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