米国の対韓輸入関税、25%に引き上げ—自動車・木材・医薬品に影響

SouthKorea Import Tariff 25% Hike


米国は2026年1月、韓国からの輸入品に課す関税を従来の15%から25%に引き上げました。トランプ大統領は、自身のSNSで、韓国議会による貿易協定の承認遅延を理由に挙げました。この措置は自動車、木材、医薬品を含む幅広い製品に適用されます。

今回の関税引き上げは、2025年7月に合意した米韓貿易協定に基づく15%関税の延長・強化と位置付けられます。協定では、韓国が米国に3500億ドルの投資と1000億ドル相当のLNG・エネルギー製品購入を約束していました。しかし、韓国側は正式通知を受けておらず、米国との緊急協議を求めています。

韓国の金鍾寬産業部長官はカナダ訪問中ですが、近日中に米国へ渡り商務長官と会談予定です。貿易担当の呂漢求大臣も米国を訪れ、米通商代表部との協議が計画されています。一方で、米国は英国・EU諸国への関税計画を一時撤回しており、グリーンランド問題が背景にあります。

今回の「米国の対韓輸入関税」引き上げは、自動車・半導体・木材など韓国主要輸出産業に即時的なコスト増をもたらす可能性があります。加えて、米韓間の投資・エネルギー取引の進展にも不透明感を与え、グローバルサプライチェーンへの波及リスクが懸念されます。


金属フォーカス 編集部コメント

米国の対韓輸入関税引き上げは、アジアの製造業エネルギー市場に短期的な影響を与えます。長期的には、投資契約履行の遅れや代替サプライヤー探しの動きが加速し、地域間貿易構造の変化を促す可能性があります。

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